当社では独自で出荷検査規定を適用し、製造する製品品質を保証しております。
検査方式
出庫検査における寸法・外観検査は、全数検査、抜取検査、無検査(保証納入)のいずれかを指定し検査します。
どの検査方式を選択する場合でも、品名検査、数量検査は省略しません。
1.全数検査
お客様から全数検査と指定された場合、製品立上り時の初期流動管理、顧客納入時に不具合が発生した場合に指定します。
※お客様からご要望があった場合、全数検査を実施します。事前にお申し付け下さい。
2.抜取検査
品質安定期(出荷検査で連続して合格実績がある場合)に入った段階で指定します。
3.無検査
出荷検査が連続して10回以上合格した場合に指定できることとしています。但し、お客様の了解を得た場合に限ります。
抜取検査で不合格になったロットは全数検査に移行するか廃却処分とします。
合格判定基準
出荷検査項目ごとに次のように定めています。
1.品目検査
注文票、納品書等と現品の照合をして現品違い、混入等指定と食い違いがないか検査します。
2.数量検査
注文票と現品を数えて、不足がないか検査します。
3.寸法検査
全数、抜取り品は全て図面・指定された仕様書等を満足しているか検査します。
4.外観検査
製品の外観に関する全数検査、または抜取品は全て基準を満足しているか検査します。
検査員が目視で検査を行う場合、検査員の視力が平均的(視力:1.0)であり、現品との目線の位置関係が1mの間隔を置き、キズ・汚れ・印刷ズレ等がないか検査します。
その他、お客様から指定された検査については個別基準に準じて検査を行います。
合格、不合格の識別
1.合格の場合
合格した現品がわかるように合格または検査済の表示を現品票等で識別し、合格品置き場へ移動します。
2.不合格の場合
出荷検査で不合格になったロットまたは不具合品は合格品ロットへの混入防止のため定められた不具合品の置き場へ移動します。
出荷検査記録
出荷検査にて合格まはた不合格の検査結果を検査履歴の形で残します。
検査結果の検査履歴表は一年間の保管を行います。
|